腱鞘炎の手術方法について。再発はするの?入院費用や治療も解説!

腱鞘炎 手術

この記事の監修者

佐々木政幸先生

監修者

久我山整形外科ペインクリニック

院長:佐々木政幸 先生

整形外科医(整形外科全般。勤務医時代は脊椎)

1995年 昭和大学卒業(形成外科)

1996年 慶應義塾大学(整形外科) ※以後、関連病院にて脊椎専門にて勤務医

2010年 久我山整形外科ペインクリニック 開院

「痛みをとる!」という目的を追求するために、「NPO法人 腰痛膝痛チーム医療研究所」を友人と立ち上げ、柔道整復や鍼灸、各企業とも定期的に研究会を主催している。

腱鞘炎は、一度かかると治りにくく再発もしやすい病気です。

症状が強く出ている場合は、手術による治療も検討してみてください。

パソコンやスマートフォンをよく使う人や、スポーツや楽器をする人など、日ごろから手首や指を酷使する人に多くみられます。

この記事では、腱鞘炎の手術について、方法や流れ、費用などを解説します。

腱鞘炎の手術について

手術

保存療法でも改善が見られない場合や再発を繰り返す場合、また病院を受診した時点で重度の腱鞘炎である場合には外科的手術をおこないます。

手術は『腱鞘切開術』で、通常の皮膚を切開して行う手術と内視鏡を使っておこなう手術のふたつがあります。

1.腱鞘切開術

皮膚を切開して行う手術は、局所麻酔を行い、腱鞘の直上の皮膚を数cm切開します。

切開した箇所から原因となっている腱鞘をさがし、両わきの動脈や神経を傷付けないよう手術を行います。

抜糸は1週間から10日後ですが、軽度の作業ならすぐに行えます。費用は症状によっても異なりますが、3割負担で5000円〜10,000円かからないくらいです。

2.内視鏡を使った手術

内視鏡を使っておこなう手術は、局所麻酔を行い、皮膚を数ミリ切開し、内視鏡の管を挿入し、管の中にメスを入れて炎症を起こしている腱鞘を切除します。

こちらも日帰りで行え、費用は症状によって異なりますが3割負担で15,000円くらいです。

皮膚切開も極力小さな傷で行いますが、内視鏡の方が、切開するより小さな傷ですみ、切開は約20分、内視鏡は約10分と時間も短く行えます。

ただし重度の場合、内視鏡による手術は行えません

腱鞘炎の手術の流れ

1.手術前は医師とよく相談を

医師

腱鞘炎が慢性化しているときは、すぐに手術をすることもあります。

とはいっても、ほかの治療法を試してから手術に至るケースがほとんどです。その場合は、医師と相談しながら治療の方向を決定していきましょう。

2.手術当日の流れ

日帰り

通常の皮膚を切開して行う手術も内視鏡を使って行う手術も、10〜20分程度で終わることがほとんどです。また、どちらも局所麻酔のみでおこないます。

通常の皮膚を切開する場合は1〜2cm、内視鏡手術の場合は3mmほどの切開で傷もさほど大きなものではありません。そのため、当日に帰宅して通院するのが通常の流れです。

3.術後の治療について

疑問

術後の痛みはあるの?

術後が終わってすぐは麻酔が切れて痛みもありますが、鎮痛剤を用いて対処します。

術後の治療は?

術後は、切開した部分を縫い合わせる必要があります。また、抜糸や経過を見るうえで数回の通院が必要です。リハビリは少々行います。

どれくらいで手術の効果が出るの?

手術後、数日で日常生活には問題がない程度にまで回復できるでしょう。すぐに効果を実感する人も少なくありません。

手術の費用と再発について

1.手術の費用について

費用

保険が適用されるため、一般的に1万円前後で手術を受けることができます

初診の際には数千円ほどかかります。その他、術後も消毒や経過観察など通院が必要になります。

手術の費用については、病院によってちがうので直接問い合わせるようにしましょう。

2.手術をしても、再発することはある?

手

手首や指は、日常生活の中でどうしても使うことになるので、手術をして完治したと思っていても腱鞘炎が再発することはあります。

 

ただし、手術後に再発する頻度はそう高くありません。

3.術後の再発を防ぐために

ストレッチ

先ほど述べたように、手術をしてもまれに再発をすることがあります。術後も手首や指の使いすぎに気をつけ、ときどき休めるなど工夫をしましょう。

さらに、手首や指のストレッチ を日常的に取り入れることも有効です。

筋肉が凝ると肩や肘、手に負担がかかり腱鞘炎につながるので、筋肉をほぐして負担を軽減させることが大切です。

とくに運動や楽器をする人は、前後にストレッチを取り入れてみてください。

やり方としては、痛い箇所をやさしく伸ばしたり、伸ばした状態をキープしたりします。また、手のひらを思いっきり開き、その状態を15秒ほどキープする方法もあります。

まとめ

腱鞘炎は一度発症すると治りにくい病気

腱鞘炎は、手首や指の使いすぎがおもな原因で、パソコンやスマートフォンから、スポーツや楽器をする人などに多く見られます。

命にかかわる病気や怪我ではありませんが、一度発症してしまうと治りにくく悪化してしまうことがあるので注意が必要です。

痛みが強い場合は、手術で確実に治すのがおすすめ

手術は数十分程度で終えることができるものです。費用も高額になることはないでしょう。

再発する可能性もないとはいえませんが、一度確実に治しておくことが大切です。

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