辛い肩こり、病院に行くべき?治療法と、自分でできる改善策を紹介!

肩こり 病院

この記事の監修者

佐々木政幸先生

監修者

久我山整形外科ペインクリニック

院長:佐々木政幸 先生

平成7年 昭和大学医学部卒業

済生会宇都宮病院・至誠会第二病院・厚生連魚沼病院・国立療養所村山病院・厚生連伊勢原協同病院 ・東京都保健医療公社 大久保病院にて勤務

平成22年 久我山整形外科ペインクリニック 開院

肩がこるのはいつものことだと諦めて我慢している人はいませんか?

肩こりと一言でいっても、その原因は多岐にわたり、病院を受診した方が良いこともあります。

自分の肩こりの原因をしっかり把握し、適切な対応をすることで、辛い肩こりを改善することができます。

この記事では、肩こりの原因や、病院でうける治療についてご紹介します。

肩こりの原因と、病院を受診すべき場合

1.肩こりで、病院を受診するべき場合って?

受診

あまりにもひどい肩こりや、強い痛みが2、3日(または軽度の痛みが1週間ほど)続く場合 、医療機関を受診することをおすすめします。

また、肩こりと同時に頭痛やめまい、しびれなどが生じる場合は、他の病気が潜んでいる可能性があります。その場合も病院を受診した方がよいでしょう。

2.肩こりの原因

姿勢の悪さ

姿勢

パソコンでの作業や、スマートフォンを長時間見るなど、前かがみになる姿勢は、肩に頭の重さがかかります。

また、同じ姿勢のまま指だけを使う作業は、肩の周りの筋肉を緊張させてしまいます。

筋肉の疲労

筋肉の疲労

肩こりの始まりは、人間が二足歩行を始めたからと言われています。

諸説ありますが、頭は4~5キログラムもの重さがあり、それを首から肩の筋肉で支え続けていることで、肩こりが起きやすくなります。

目の疲労

目の疲れ

目を酷使すると周辺の筋肉や神経が疲労します。

その疲労が首から肩まで及ぶと、肩の筋肉が緊張することで 血行不良が起き、肩こりにつながることがあります。

寒さ

寒い

寒い季節は、運動不足や体を丸めて縮こまった姿勢になりがちです。すると、血行が滞ると肩こりを起こしやすくなります。

精神的ストレス

ストレス

過度なストレス によって自律神経が乱れると、体がこわばって緊張状態になるほか、血行が悪くなり肩こりが起こることがあります。

病院でうける肩こりの治療について。何科を受診する?

1.病院にかかる前に。問診できかれること

問診

問診で話すべきポイントとは

医師の問診で話すべきポイントは以下です。

  • ・主な症状と症状が出る場所
  • ・症状が現れる原因に心当たりがあるか
  • ・症状が続いている期間
  • ・どんな時に症状が現れるか
  • ・症状が悪化しているかどうか
  • ・現在、他の病気を抱えているか。または飲んでいる薬はあるか
  • ・肩こり以外にも気になる症状があるか

 

これらの内容を医師に伝えることで、迅速に対応できることが多いといえます。

2.肩こりは、何科を受診するべき?

病院

まずは整形外科の受診がおすすめ

病院を受診する際は、まず整形外科にかかると良いでしょう。

肩こりもひどくなると筋肉の凝りから頭痛があるケースもありますが、通常は整形外科で問題ありません。

肩こり以外に頭痛やめまいがある場合は、神経内科や脳神経外科へ

症状によっては、脳神経外科や神経内科の方が良い場合もあります。

基本的に肩こりだけでなく、それに伴う症状(頭痛、吐き気、めまい、顔や腕から手にかけて、もしくは下肢にかけての痛みやしびれなど)がある場合、原因が脳や神経(脊髄や神経の炎症など)の可能性もあります。

まずは神経内科または脳神経外科を受診し、問題がなければ整形外科に移ると良いでしょう。

3.整形外科でうける肩こりの治療

治療

整形外科は、頸椎から足までの神経、関節、筋肉などが専門なので、肩こりはこれに当てはまります。

治療は主に4種類に分けられます

  • ・投薬治療:痛み止め、筋弛緩剤、安定剤など
  • ・注射治療:痛み止め
  • ・運動療法:理学療法士によるもの
  • ・温熱療法 :機械や蒸しタオルなどを使って温める

4.肩こりで保険は適用される?

保険

肩こりで病院を受診し、治療した場合、多くは保険が適用されます。

しかし、ごく稀に自費治療を中心で行うクリニックや治療(ボトックス注射やプラセンタなど)もあるので確認しておきましょう。

要注意!肩こりと間違いやすい病気について

1.四十肩・五十肩

四十肩

肩関節周囲炎とも呼ばれ、肩関節の筋肉周囲の組織に炎症が起こることで痛みを感じ、腕を動かすことが困難になります。

四十肩、五十肩の場合、肩関節の強い痛みのため動かしづらくなり、その結果として肩に自然と力が入ってしまうことで二次的に肩こりになることがあります。

2.頸部椎間板ヘルニア

ヘルニア

椎間板は、髄核というゼリー状の部分と、それを取り巻く繊維論から構成されています。頸椎への負担や、加齢によって椎間板は変性します。

繊維論にヒビが入り、髄核が飛び出してくる状態をヘルニアといいます。

ヘルニアにより神経が圧迫されることにより、腕から手にかけての痛みやしびれ、筋力低下等の症状が出ます。

3.変形性頸椎症

スポーツ

激しいスポーツ、加齢などの影響により、頸椎が変性してしまうことがあります。

レントゲン撮影をすると、頸椎が棘ばってきたり、頸椎の間の隙間(椎間板)が狭くなったりすることがあります。

ある程度の年齢になれば、誰しも起こりうることで病的ではありませんが、変形により肩こりなどの症状が出やすくなります。

4.胸郭出口症候群

首

首の付け根から腕周辺あたりに、上肢へ通じる神経や、血管の通る胸郭出口と呼ばれる場所があります。

神経や血管の伸張や圧迫などが起こると、上肢から手にかけてのしびれや痛み、筋力低下などの症状が出ます。

5.むちうち症

首の捻挫

スポーツや追突事故などの接触により、頸部の筋肉や靭帯、椎間板などを損傷するケースがあります。いわゆる首の捻挫です。

6.腫瘍

注意

頸部の痛みや、手や足にかけての痛み、しびれ等、さまざまな症状があります。

夜中も痛みで目が覚めたり、じっとしていても痛みが続いたりする場合は、重大な疾患の可能性があるため、早めに医療機関を受診しましょう。

自分でできる肩こり改善法

1.適度な運動をする

ウォーキング

無理のない範囲で運動をすることによって、筋肉量が落ちるのを防ぎ、血流の改善を促進するため、肩こりの解消につながります。

ウォーキングやストレッチなど、軽い運動を無理なく続けることは、気分転換やストレス解消にもなります。

2.肩や首の緊張をほぐす

ストレッチ

長時間同じ姿勢でいることは避け、肩や首が緊張でカチカチにならないように気をつけます。

首をゆっくり後方へ反らせたり、ゆったりと回すことで、筋肉の緊張をほぐすことができます。

肩甲骨を前後にゆっくり大きく回すことも、緊張をほぐす効果が期待できます。

仕事上、座ったままでいなければいけない場合でも、時々立って体を伸ばしたり、屈伸運動などをしたりするだけでも、体の血流改善に効果的です。

3.なるべく目を休める時間をつくる

目を休める

短時間でも目を閉じて、目を休めましょう。

こめかみあたりを優しくマッサージする、遠くをぼんやり見るようにするなども肩の緊張を和らげ肩こりの改善につながります。

4.両腕をバランスよく使う

両腕

ショルダーバックを使用するときは、ずっと片側に掛けておくのではなく、交互に変えるようにしましょう。

5.首や肩を冷やさない

温める

肩が冷えると、筋肉が収縮して血流が悪くなり、肩こりにつながることがあります。

6.ストレスをためない生活

ストレスをためない

最近の傾向として、特に慢性の肩こりにおいては、脳が痛みを記憶することにより、ストレスや家庭環境、仕事環境、経済的な問題などによって痛みの症状として持続させてしまうようです。

不安に思わない、心を落ち着ける、ストレスをためないなどの心がけも大切です。その際は、安定剤で効く人も多々います。

まとめ

慢性的な肩こりで悩んでいる人はたくさんいます。肩こりは特別な病気ではないからと、見過ごして放置するのは誤った判断です。

肩こりの中にも、命を脅かす危険な症状が潜んでいることもあります。大切なことは、その肩こりがそうしたものではないことを確認することです。

自分の肩こりの本当の原因を知り、その原因に合った改善法を実践することが、肩こり解消の第一歩になります。

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