お肌にも”五月病”がある!?紫外線や生活環境の変化がジワリと影響する事実

お肌の五月病

この記事の執筆者

tomomi-masuda

執筆者

増田友美 さん

エポカルブランド/保健室担当

2児の母親として、さらに看護師・養護教諭としての経験を生かして、お客様のお悩みにお答えしております。

監修協力:小田原銀座クリニック 長谷川佳子 先生

 

外出が気持ちのいい季節になってきました。新しい生活をスタートされた方も多いこの時期。毎日慌ただしくも、充実した毎日を過ごしているのではないでしょうか。

ですが、ふと気がついたら肌荒れや肌のくすみがひどい…ということにならないように、『 お肌の5月病 』についてご紹介します。

お肌の“五月病”考えられる原因

ここでいう「お肌の五月病」とは、時季や環境の変化による疲れやストレスによって肌がくすんだり、キメが悪くなったり、ニキビやアトピーなどの肌トラブルの増加、または悪化することを指します。

主な原因を詳しく紹介していきます。

初夏の紫外線(UV-A)ダメージ

この時期、真夏ではないからと紫外線に対するケアを怠っていませんか? 今の時期に降り注ぐ紫外線は 「UV-A」 です。

ジワジワと肌に影響を及ぼすこの紫外線の影響により、「うっかり日焼け」につながります。

初夏の紫外線

春先から初夏にかけて、気をつけたい紫外線はUV-A

UV-Aは3月頃より増え始め、5月~6月に強く降り注ぐ紫外線です。

UV-Aは、曇りの日でも晴天とあまり変わらない量が降り注ぎ、ガラスも透過するので、車内や室内にいても窓辺では影響を受けます。

UV-Aによるお肌への影響

シワやたるみなど、一般的に老化といわれるものの主たる原因は、年齢ではなく紫外線です。

特に、今の時期の紫外線UV-Aは、肌の奥まで入り込み、コラーゲンやエラスチンといったタンパク質成分を変性させてしまいます。この結果、肌の柔軟性が失われシワやたるみにつながります。

UV-Aの影響は、真夏の日焼け(サンバーン)のように、急激に現れるものではなく、ジワジワとゆっくり現れるので、影響を受けている実感がありません。

そのためにケアが遅れ、1か月後といったタイムラグののちに肌のダメージとして「お肌の5月病」が現れるのです。このじわじわした変化が皮膚ガンの原因とも言われています。

お肌に悪影響を及ぼす活性酸素

UV-Aは活性酸素発生の原因となることが分かっています。

活性酸素とは、呼吸によって体内に取り入れた酸素の一部のことで、細菌やウイルスを撃退してくれる役目を担います。

しかし、この活性酸素が増え過ぎてしまうと正常な細胞まで破壊してしまうことでお肌に悪影響を及ぼします。

休日の気分転換のときにアウトドアを楽しむにしても、無防備に長時間紫外線を浴びないようにすることも大切です。

生活環境の変化による肌トラブル

新しい生活環境の変化もお肌のトラブルの元になりかねません。

始めは無我夢中で進めていけますが、心や体にはとても大きなストレスがかかっているものです。

毎日が新鮮で楽しいから、体力的にも余裕があり多少の無理をしてしまいます。

そんな思いで過ごしていると、気がついたときにはお肌にダメージを与えてしまっていることになりかねません。

脳の疲れがお肌の疲れに

『皮膚は第3の脳』といわれていることをご存知ですか?

皮膚で感じたことは脳に直結しますが、脳で感じたことも肌に現れます。

新しい生活で、多少なりとも脳にストレスがかかることで肌トラブルの原因になります。

お肌の五月病対策

お肌の五月病対策のポイントは“からだの外と中から”の両方のケアが大切です。

詳しくご紹介していきます。

毎日のお肌ケア

保湿ケアは、通年習慣として手がけることが大切です。

忙しい毎日の中でも、自分をコントロールする“ルーティーン”のひとつとすることで、肌も気持ちも乱れを少なくすることにつながるでしょう。

また、肌が心地よさを感じることは、リラックスにつながります。皮膚から気持ちの良い信号を送ることも肌トラブル対応の一手段です。

アロマを使ったハンドマッサージや、お気に入りの入浴剤を入れた入浴など、肌から脳の疲れにアプローチしていくことはとても効果的です。

UVケア

肌の老化の原因の大半は「紫外線によるもの」とお伝えしましたが、これは予防できるもの、ということがいえます。

少し汗ばむときでも、半袖などで素肌を露出せず、薄い羽織りもので肌を覆うことをおすすめします。

敏感肌ですと、衣類で覆っても肩などの突(とつ)の部分は日焼けすることがあります。

日焼けで肌が赤くなる肌タイプの人は、UVケア素材を使った製品を選ぶとよいでしょう。

長時間のアウトドアでは、首や手の甲などにサンスクリーン剤を使用することも光老化対策になります。

規則正しい「バランスのとれた食事」を心がける

忙しくなると、ついつい食事の時間が乱れてきやすいもの。食事の内容も、手軽におなかが満たされるようなものになりがちです。

肌に良いとされる食材はいろいろ紹介されていますが、基本的には“旬の食材”を意識した食事を心がけるとよいでしょう。

睡眠

気持ちが乱れていると、疲れていても眠りにつきにくくなったり、睡眠も浅くなりがちです。

環境の変化を含む季節の移り変わりの時期は、睡眠の乱れは少なからず誰にでも起こり得ることですが、おやすみ前のひと工夫で質の良い睡眠を得られやすくもなります。

睡眠時間が短くなっても、質の良い睡眠をとることができれば心と体のバランスを保ってくれますので、ちょっとした工夫が大切になります。

寝る前にたくさん食べないようにする

血糖値や血圧の変動により、体の中や脳の休息が妨げられます。

食事時間がズレてしまうときは、間食を上手に取り入れて寝る前にたくさん食べなくても済むような工夫をしましょう。

なるべく湯船に浸かる

入浴の時間も大切です。シャワーだけで済ます方も多いかもしれませんが、なるべく湯船に浸かるように心がけましょう

自律神経系のON / OFFの切り替えを助けてくれます。

寝る前に強い光を目に入れない

就寝前にテレビやスマホなどの「ブルーライト」の光を目に受けると、視神経を通して脳を刺激してしまい、体内時計を狂わせる原因になると言われています。

“睡眠”と“覚醒”のリズムが崩れると、疲労が蓄積して体にも気持ちにもストレスがかかってしまいます。

くすみのない健やかな肌を保つため、質の良い睡眠をとるようにしましょう。

まとめ

新しい生活に意欲的になれたら良いですが、気持ちの切り替えがうまくいかないと交感神経が働きすぎて、体にも心にも負担がかかってしまいます。

季節や環境の変化で疲れが溜まれば、お肌が荒れてきて、気がついた時には肌がくすんだり、できものができたりという「お肌の5月病」につながります。

健やかで明るい肌は、気持ちも明るくなります。紫外線が強く降り注ぐ夏にも備えて対策を心がけましょう。

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