働き盛りは要注意…ストレスによる腹部の痛み「過敏性腸症候群」をチェック!

過敏性腸症候群

この記事の取材協力

2006年 北里大学大学院卒
2008年 平塚共済病院内科医長を経て小田原銀座クリニックに入職、その後院長に就任
2013年 12月には当院久野銀座クリニックを開業

早期発見、早期治療を心がけ、健康で心豊かな人生を歩んでいただくことを願っており、内科・消化器内科を中心に幅広い情報の発信に努める。

4月は人事異動などによって、仕事内容や職場の人間関係が大きく変わることがあるかもしれません。また、「新しい環境で再出発!」という方も多いと思います。

そこで、抱えやすいのがストレスです。

ストレスによって腸に悪影響を及ぼし、下痢や便秘を繰り返す「過敏性腸症候群」という症状を招くことがあります。

この過敏性腸症候群について、医療法人 小田原博信会の理事長であり、久野銀座クリニックの院長・岡村信良先生にお話を伺いました。

過敏性腸症候群の特徴

過敏性腸症候群はあまり聞き慣れない病名かもしれませんが、ストレスを抱えている現代人には注意が必要な病気です。

そんな過敏性腸症候群がもたらす症状について、岡村先生が詳しく説明してくれました。

「腸に疾患がないのに腹痛を伴う下痢または、便秘が続きます。便が出れば不快感や痛みが軽くなります。

主な原因はストレスと考えられ、自律神経のバランスが崩れ下痢や便秘の症状を引き起こします。仕事や学校に行く前に症状が出やすく、休みの日は症状を感じない人もいます」

かかりやすい人については、「『真面目で気が弱い』『情緒不安定気味』『うつ傾向』の人に多く見られ、特に若い女性に多い疾病ですが、プレッシャーの多い働き盛り(30~40代)の人にも見られます」と、注意が必要なタイプの人を挙げてくれました。

過敏性腸症候群チェックリスト

自分自身が過敏性腸症候群にかかっていないか、その可能性を探るためのチェックリストを用意しました。

当てはまる症状があればチェックしてみましょう。

No.項目チェック欄
11日の中で何度も下痢を起こす
2慢性的な便秘、腹部が張って不快感がる
3排便時に腹痛がある
4下痢と便秘を交互に繰り返す
5下痢または便秘が続いている
6トイレ後も便が残っている感覚がある
7通勤や通学時に腹部の調子が悪くなりやすい
8排便するとお腹の痛み・不快感がやわらぐ
9おなら・げっぷがよく出る
10緊張や不安を感じるとお腹が痛くなる

 

岡村先生によると、「この疾病の症状は多数あり、当てはまらない場合もあります。腹部の調子が悪いようなら、専門医を受診することをおすすめします」とのことで、気になる方は医師の正確な診断を仰ぎましょう。

上記のリストで3つ以上当てはまれば、過敏性腸症候群の可能性が高いといえます。もしも3つ以上当てはまった場合や、腹部の調子が悪いと感じる場合については、こう話します。

「腸の状態を確認できる『消化器内科』を受診しましょう。過敏性腸症候群の専門外来がある病院もあります」

⇒すぐに行ける消化器内科を探すならコチラ

改善のために自分自身の生活を見直す

もしも腸の状態を確認しても特に異常が見つからなかった場合、自身の生活の見直しを図ってみてください。

「食生活や生活習慣の見直しから始めます。『3食規則正しく摂り、暴飲暴食を避ける』『偏った食事を避ける(油物の多い食事・アルコールは控える)』『ストレスを溜めない』『休養を十分にとる』といったことに気をつけましょう。

このような生活改善を行っても良くならなければ、薬で治療を行います」(岡村先生)

まとめ

過敏性腸症候群は若い女性や働き盛りの方など、ストレスを抱えやすい世代に多い病気です。

休日などにはおさまることもありますが、強い緊張状態で症状が出やすいのが特徴です。

患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)を下げるので、早めに診断を受けて生活習慣の改善を行うことが大切です。

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