熱が上がったり下がったりする原因は?朝と夜で体温差も! 解熱剤の服用について

熱 上がったり下がったり

この記事の監修者

岡村長門先生

監修者

岡村クリニック

院長:岡村長門 先生

【職務経歴】
戸田中央総合病院
埼玉医科大学
公立昭和病院
岡村医院
岡村クリニック

熱が上がったり下がったりを繰り返すという症状が起こると、いつになったら治るのか不安になりますね。

とくにお子さんにそのような症状がみられると、体力の消耗などで心配になります。

そこでこの記事では熱が上がったり下がったりする原因や対処法、病院へ行くタイミングなどについて解説します。

熱が上がったり下がったりする…原因は?

アップダウン

1.なぜ一度下がったのにまた上がる?

風邪薬で一時的に熱が下がっているだけ

風邪薬などの効能で解熱の効果があると、一時的に熱が下がることがあります。

しかし効果が切れてしまうと、また熱が上がったり下がったりを繰り返している可能性があります。

その場合は風邪症状が回復しているわけではなく、薬によって熱を下げているだけなので引き続き休養が必要です。

日内変動による

健康な時でも1日のうちで体温が変化しています。

朝は低めで夕方から夜にかけて高めになっていきこれを『日内変動』といい、これによって病気の時に熱が上下するという変化を起こします。

2.大人よりも子どものほうが熱が上がったり下がったりしやすいのはなぜ?

子ども 熱

こどもは朝と夕で0.5度の体温差

小さな子どもは朝夕の体温を比べると0.5度ほどの差があります。

そのため朝は下がっていても夜はまた上がってしまうこともあります。

免疫力が低い

1歳前後の小さな子どもは免疫力が低いことから身体が熱に抵抗しようとして熱を一度下げても、また上がってしまうことがよくあります。

3. 熱が変動しやすい病気や原因

シロップ

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ菌が肺に感染を引き起こすことで、炎症があらわれ咳が長く続くのが特徴です。

呼吸困難を引き起こすこともあるので注意が必要です。

溶連菌感染症

5歳から10歳程度の子どもに見られる感染症です。

発熱とともにのどの痛みやイチゴのような赤いつぶつぶが舌に見られます。

アデノウイルス感染症

『咽頭結膜炎』『プール熱』とも呼ばれますが発熱すると40度近い高熱と37度程度の微熱を繰り返し、4日以上続くこともあります。

そのほかに「喉の痛み」「目の充血」「頭痛」「下痢」などの症状があります。

川崎病

1歳から4歳程度の子どもに多く見られ「発熱期間が長い」「リンパ節が腫れる」「発疹」などの症状があります。

またこの病は原因不明で心筋梗塞になる確率が上がります。

熱が上がったり下がったりするときの対処法

?

1.熱が上がったり下がったりが続く…病院へ行くべき?

自宅で安静にするケース

比較的元気で食欲もあり、機嫌も悪くないようならそれほど心配はありません。

熱が上がったり下がったりしていても徐々に症状が落ち着いてきたら自宅で安静にして様子を見ましょう。

 速やかに受診が必要なケース

  • ♦咳が長引く
  • ♦耳が痛い
  • ♦嘔吐を繰り返す
  • ♦痙攣
  • ♦意識障害
  • ♦頭痛

3日以上発熱が続く

このような場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

とくに痙攣や意識障害、頭痛、嘔吐が見られるときは『細菌性髄膜炎』やインフルエンザなどが原因の『脳症』を引き起こしている場合もあるので注意が必要です。

2.解熱剤は飲み続けた方が良い?

解熱剤

むやみに服用するのは避けて

熱があるということは身体が病原体と戦っている証拠です。

ウイルスなどの病原体が体内に入って感染が起こると、これらに抵抗するために免疫に関与する細胞が活発になります。この働きによって身体は発熱物質を作り体温が上昇します。

そのため熱が上がるのは悪いことではなく、免疫の働きを活発にして病原体の増殖を抑える働きもしています。

 倦怠感などの症状があるときは服用した方が良い

ただし、38度以上の高熱が出て倦怠感などの辛い症状があるとき、痛みや食欲不振で十分な休息や栄養分が取れないときは、無理せず解熱剤を服用しましょう。

その際には用法や用量は守り、過剰な服用はしないようにすることが基本です。

3.自宅ではどう過ごす?食事は?

バスタイム

自宅での過ごし方。入浴はしても良い?

暖かくしてゆっくり休むようにしましょう。

お風呂は気分が悪くなければ入っても良いのですが、入浴後は体が冷えないようすぐに布団に入り十分な睡眠をとるようにしましょう。

また、汗をかいたら速やかに着替えをしましょう。

お粥やうどんなど消化の良い食事を

お粥やうどんなど消化の良いものをゆっくりとよく噛んで食べましょう。

卵、豆腐などを入れてたんぱく質を補い、白菜や人参などの野菜を柔らかく煮たりして栄養を摂りましょう。

また、リンゴなどの果物をすりおろして食べるのも良いです。

無理に食べる必要はありませんが水分補給はしっかりと行って、食べられるものを食べましょう。

まとめ

親子

熱が上がったり下がったりするのは大人でも子どもでもよく見られる症状です。

ただし、いつまでも長引くようであれば風邪ではなく、ほかの感染症である可能性もあります。

身体の状態をよく観察して咳や倦怠感などの症状があって辛いようであれば、早めに耳鼻いんこう科または内科を受診するようにしましょう。

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