外反母趾の痛みを緩和するには?病院と自分でできる治療法。細い靴が原因?

外反母趾 痛み

この記事の監修者

コッツフォード良枝先生

監修者

GINZA Zen 禅クリニック

院長:コッツフォード良枝 先生

2007年  山梨大学医学部卒業
国際医療センター国府台病院で初期研修の後、日本医科大学麻酔科学講座に入局
2011年 皮膚科、美容皮膚科に転科し現在はGINZA Zen 禅クリニック院長に至る

患者さんの小さなお悩みにも全力で取り組み、信頼ある情報の提供を心がけている。

外反母趾は、ハイヒールによる足の負担や、先天的な足の形などが原因で生じます。

この記事では、痛みが生じる外反母趾の治療法や、自分でできる対処法、痛みが生じるワケについて解説します。

外反母趾とは?細い靴をはいている人は注意

1.外反母趾って?どんな状態

足の親指が、付け根から小指側にまがる

足の指

『外反母趾』は、足の親指が指の付け根から小指側に曲がることで、関節が外に飛び出し変形することです。母趾(ぼし)とは親指のことで、外反母趾とは親指の関節が外に反っている状態をあらわしています。

変形があまりにひどい場合、足の指の付け根が「く」の字のようになることもあります。

女性の方が外反母趾になりやすい

外反母趾は女性に多いです。女性は男性に比べて筋肉が弱かったり、関節がやわらかかったりするので外反母趾を引き起こしやすいと考えられています。

2.外反母趾になる原因

つま先の細い靴に注意!

つま先の細い靴に注意!

『つま先の細い靴』をはいていると、外反母趾になりやすいです。

これは、ハイヒールだけでなく、足に形があっていない靴も含みます。

特に、長時間靴をはいたまま仕事をする、立ち仕事の多い女性が外反母趾になりやすいです。

特にハイヒールは、足にかかる負担が大きい

靴のヒールが高いほど、指の付け根にかかる負担も大きくなります。そのためハイヒールは外反母趾になりやすいといわれています。

生まれつき外反母趾になりやすい足も

生まれつき足の指の付け根と、人差し指の付け根の角度の開きが大きかったり、親指がほかの足の指に比べて長かったりすることが原因のケースもあります。

偏平足や、開張足も外反母趾の原因に

開張足や偏平足も原因に!

『偏平足』や『開張足』も、外反母趾の原因になると考えられています。

偏平足は、足が平べったく、土踏まずがない状態のことです。偏平足になると、上手に体重を支えたり衝撃を吸収したりできなくなってしまいます。

開張足は、足の前方に横のアーチがなくなり、足の横幅が広がった状態です。

これらの症状が進行すると、外反母趾が起こりやすくなります。

外反母趾による痛みについて

1.なぜ、痛みが生じるの?

外反母趾の痛みはなぜ生じる?

靴をはくことで、外側に飛び出ている関節が圧迫され摩擦や炎症を起こすことによって、痛みが生じます。

また、靴をはいていないときにも痛みを覚えることもあります。この場合、外反母趾によって神経が圧迫されているためだと考えられます。

2.外反母趾による2次的な痛みについて

外反母趾の原因のひとつである扁平足・開帳足が起こると、足の裏に「たこ」や「まめ」ができやすくなります。

扁平足・開帳足は、歩くときに母趾(親指)で蹴りをおこなえず、第二趾で蹴り出すことになります。すると、足裏に負担がかかって、硬くなってしまうのです。

ひどくなると、長時間歩くと痛みがでる、足裏を床につけるだけで痛みを感じるなどの症状がでます。

3.外反母趾の痛みを放っておくと、どうなる?

神経が圧迫され、しびれが生じる

外反母趾を放っておくとどうなる?

外反母趾によって飛び出た、親指の付け根部分にある神経が圧迫され、びれや痛みが生じます。

歩きにくい、疲れやすい、関節の変形などの症状も

足の形が変形していることで、足の筋力がアンバランスになり、歩きにくい・疲れを感じやすくなる・足の関節が痛む・関節が変形するなどの症状もあらわれます。

また、姿勢が悪くなり、腰痛を引き起こすこともあります。

悪化すると、脱臼や巻き爪をも引き起こす

外反母趾がひどくなると、親指が人差し指や中指の下に入り込むようになります。それにより、指の付け根が『脱臼』したり、親指がねじれた状態になることで『巻き爪』になったりします。

外反母趾による痛みの治療法

1.自分でできる対処法

靴による負担を避けると痛みが和らぐことも

外反母趾 痛み

軽い痛みであれば、ハイヒールなど足に負担がかかる靴を避けたり、裸足でいる時間を長くしたりすることで、症状が和らぐこともあります。

鼻緒がついた靴や、サンダルを履くこともおすすめです。

足裏の筋力を鍛える運動が効果的!

タオルを使って簡単に足裏の筋力を強化することができます。以下の運動をぜひ取り入れてみてください。

  • 1.足の指をしっかりと伸ばした状態でタオルをつかむ
  • 2.足の指をしっかりと曲げた状態にして、タオルを自分のほうに引っ張る
  •  (このとき、足の指の第3関節までしっかり曲げるのがポイント!)
  • 3.この動作を、片足につき10回を2セットおこなう

2.病院での治療法。何科へ行くべき?

外反母趾 痛み

外反母趾による、痛みや変形に気づいたら、整形外科形成外科を受診しましょう

病院では、おもに次の治療をおこないます。

・親指と人差し指のあいだに装具をはめる

(装具とはスポンジやシリコンラバーでできたドーナツ状の小さいクッションのこと)

・足裏のアーチに沿った中敷きを作る

・太ももの筋力をつける運動の指導

これらの治療をおこなっても効果が得られず、変形が進行したり強い痛みを覚えたりする場合は、手術をすることもあります。

まとめ

まとめ

早めに病院で治療をうける!

外反母趾になったら、痛みを我慢せず、早めに病院で治療を受けて悪化を防ぎましょう。

できるだけ、ハイヒールによる負担を軽減

外反母趾は靴が原因であることが多いです。特にハイヒールは、指の付け根に負担がかかるため、外反母趾になりやすいです。なるべく、ヒールのない足にあった靴を選びましょう。

また、外反母趾を予防するためにも、休日は足に負担のかからないスニーカーなどで過ごすことをおすすめします。

足裏を鍛える運動もおすすめ

足裏を鍛える運動として、「グー・チョキ・パー」を足でおこなう、タオルを足で引き寄せるなどに取り組むとよいですね。

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