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顔のむくみの原因6つとは?前日から予防を!危険な病気の可能性も…。

むくみ 顔

この記事の監修者

長谷川佳子先生

監修者

小田原銀座クリニック

長谷川佳子 先生

2002年  福井県立藤島高等学校卒業
2002年  北里大学医学部医学科入学
2012年  北里大学医学部医学科卒業
2012年  横浜市立大学附属病院 初期臨床研修医
2013年  横浜市立大学 市民総合医療センター 初期臨床研修医
2014年  横浜市立大学附属病院 形成外科 入職
2015年  藤沢湘南台病院 入職
2016年 小田原銀座クリニック 美容皮膚科

形成外科、美容皮膚科、皮膚科、外科など様々な分野を担当。
小田原銀座クリニックでは、患者さんが気楽に相談でき、しっかりと満足いく診療メニューを提案する。学会、大学病院、研究施設などへの積極的なアプローチ発表など常に最善の手を尽くすべく研究を行うことが最大の特長。
女性目線で、きめ細やかなケアと笑顔で診療することを心がける。
執筆を通し、様々な経験に基づいた根拠ある情報の提供を行う。

 

朝起きて鏡を見ると、いつもより顔が腫れているように感じたり、まぶたが腫れぼったくなったりして、目が小さく見えることはありませんか?これが『顔のむくみ』です。

健康な人であれば、顔のむくみは毎日起こるものではありません。顔のむくみが起こるのには原因があります。

この記事では、『顔のむくみ』が起こる原因や予防法についてご紹介します。

顔のむくみが起こる原因はなに!?

顔のむくみの6つの原因や、考えられる病気について解説します。

1.顔のむくみが起こるしくみ

『むくみ』はこうしてできる!

むくみ

人間の体には全身に血管とリンパ管が張り巡らされています

血液は心臓のはたらきで全身を巡り、血液が末端の毛細血管まで到達すると、隙間から水分が染み出ます。

余った水分は「二酸化炭素」や「老廃物」を受け取り、リンパ管や血管に吸収されます。

通常は、染み出す水分と吸収される水分は同じ量です。しかし、このバランスが崩れた場合、余分な水分が皮膚の下にとどまることによって『むくみ』が起こります。

もっともむくみやすい場所はどこ?

脚

むくみが起こりやすいのは心臓から遠い部位です。また、水分は重力によって下に集まります。

つまり、心臓から遠く、かつ体の下にある部位である『脚』がもっともむくみやすいといえます。

なぜ心臓から近く、体の一番上にある顔がむくむの?

ショック

では、なぜ心臓から近く、体の一番上にある顔がむくむのでしょうか。

顔のむくみは寝ることで起こるのですが、ほかにも『むくみ』の原因があります。

そのため、健康な人であれば起きている間に少しずつ解消されていきます。顔がむくんでいるのは朝起きてからお昼くらいまでがほとんどでしょう。

2.何気ない行動が顔のむくみに!6つの原因

アルコールの摂取

お酒

アルコールを摂取すると、『血中アルコール濃度』が高くなり、血管が拡張します。血管が拡張すると血管から染み出す水分が増加するため、むくみやすくなります。

そのため、飲みすぎには注意が必要です。

水分のとりすぎ

水

1日に2L前後の水分を、こまめに摂ることが推奨されています。

しかし1日に2L以上の水分を摂ったり、いっぺんに2L近い水分を摂ったりすると、体内に余分な水分が増えてむくみやすくなります。

とくに、就寝直前の水分のとりすぎが顔のむくみにつながりやすいです

塩分のとりすぎ

塩分をとりすぎると、のどが渇いて水分のとりすぎにつながります。辛いものや、味の濃いものはほどほどにしておきましょう。

『カリウム』 の不足

野菜

カリウムは細胞液内に存在するミネラルの1種で、細胞外液に存在するナトリウム(塩分)と2:1のバランスをとりながら体内の状態を安定させます。

カリウム不足はナトリウム過多を起こし、のどの渇きにつながります。そうすると水分をとりすぎることでむくみが起こります。

あまり汗をかかない

運動

水分をとりすぎても、汗をかくことでむくみを抑えられます 。汗をかかないということは、水分の排出が少なく、むくみにつながりやすいです。

有酸素運動をしたり熱すぎないお風呂にゆっくり浸かったりして、代謝を良くしましょう。

ホルモンバランスの影響

生理

女性の場合は月経前、月経中にむくみやすくなります。

月経前に分泌されるホルモンに、体内に水をためるはたらきがあると考えられているためです。

3.顔のむくみから考えられる病気

「半日で治らない場合」や「何日もむくむ場合」は受診を!

顔

顔のむくみは通常、半日ほどで治まります。なかなか治まらなかったり、何日も続けてむくんだりする場合は病気を疑ったほうがよいかもしれません。

では、顔のむくみを起こす病気にはどのようなものがあるのでしょう。

腎臓の病気である『ネフローゼ症候群』かも…

注意

むくみが続く場合は、水分を排出するはたらきがある『腎臓』の病気の可能性があります。

むくみとともに血尿やタンパク尿がある場合は、『ネフローゼ症候群』を疑います。ネフローゼ症候群とは、腎臓がうまく『ろ過機能』できなくなる病気です。

重い病気の場合もあります!

腎臓

『肝硬変』や『肺がん』が原因となって、顔のむくみを起こすことがあります。

また、心臓の病気でも顔がむくむことがあるでしょう。心機能の低下によって、心臓に戻る血流がたまったり、首回りの血管が細くなったりすることもあります。

そのほかの病気の可能性

風邪

風邪のような症状のあと、『手足のむくみ』と『血圧の上昇』がみられるときは『急性糸球体腎炎』の可能性があります。

腎臓のほかに、『甲状腺』の機能が低下することも、顔のむくみの原因となります。この場合は顔の中でもとくに目の周りがむくむことが多いです。

リンパの流れも影響している!

血管の奇形による顔や首回りのリンパ管の奇形や、外傷や手術でリンパの流れが途絶えた場合にも起こります。

顔がむくんでいるときの対処法

顔のむくみをとるには、顔と首周りの血行をよくすることが大切です。

1.顔の血行をよくする方法

タオル

45度くらいのお湯にひたしてしぼったタオルと、氷水にひたしてしぼったタオルを用意します。

2枚のタオルを20秒ずつ交互に顔に当てるとよいでしょう。3セットほどくり返すと効果的です。

2.首の血行をよくする方法

首

首を傾けたり回したり、強めにさすったりします。また、親指と人差し指でU字をつくり、軽く首筋あたりをもみほぐすマッサージ も効果的です。

顔のむくみを予防するために

1.食事では、『塩分』を減らし『カリウム』を摂りましょう!

野菜

塩や醤油だけでなく、酢や果汁などの酸味、旨みのあるもの、香辛料を上手に利用しましょう。麺類の汁は残すなど、食事のしかたにも注意が必要です。

減塩をこころがけると同時に、積極的にとってほしいのが塩分を排出する役割のあるカリウムです。

体内のミネラルバランスを保つためにも、カリウムが多く含まれるバナナ・メロン・アボカドなどの果実類、ほうれん草などの野菜類、さつまいもなどのいも類、大豆や小豆などの豆類、魚類、肉類などを積極的に摂りましょう。

2.水分とアルコールの摂りすぎに注意!

水分

寝る直前に多量の水分をとると、むくみやすくなります。寝る直前の水分補給はコップ一杯(200ml)程度にとどめ、水分をとりすぎないように注意しましょう。

アルコールの飲みすぎも顔のむくみにつながります。適量の飲酒を心がけてください。

まとめ

朝、鏡をのぞいたときにむくんだ顔だと、なんだか元気もなくなりますよね。

元気な朝を迎えるため、顔のむくみを予防するポイントは『塩分・水分・アルコール』です。

どれも寝る直前にはとらないようにしましょう。

マッサージをしても解消しない、毎日のようにむくむ、という場合は病気のサインかもしれません。おかしいと感じたら、早めに内科を受診しましょう。

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