美ボディを作る秘訣は“三角食べ”にあり!食欲の秋を乗り切るには?

三角食べ

1970年代、主に東日本の学校給食では「三角食べ」が推奨されていました。

当時の学校給食で定番だったのがパン・牛乳・おかずで、三角形を描くようにこれらを食べていくのが三角食べです。これは、バランス良く栄養を摂ることを目指した食べ方といわれています。

ただ、それに従わない子には体罰を行う、先生が児童、生徒の個性を無視した管理教育であるといったことが問題となり、三角食べは行われなくなりました。

しかし近年では、三角食べが医学的な観点からも再び見直されているそうです。その理由を「医療法人博信会 医学博士 岡村信良先生」に解説していただきました。

三角食べが過食を抑えるメカニズム

食欲の秋は、つい食べ過ぎてしまったり、それによって血糖値が乱れたりする恐れがあります。

三角食べが過食を抑え、血糖値の乱れを改善するということで見直されているそうですが、そのメカニズムについて岡村先生は、「おかず、汁もの、ご飯を交互に食べると、食事時間も比較的長くなります。その結果、満腹感を感じるのが早く、量をおさえることができる」と説明してくれています。

その他にも、「血糖値の上昇も穏やかになると考えられています。丼ものや麺類のみの食事では、炭水化物が多くタンパク質や野菜類の摂取が少なくなります。その結果、血糖値の上昇に繋がるのです。

日本食の『一汁三菜(ご飯と主食1品、副菜2品、汁物で構成された食事)』は効率よく三角食べができるようになっています。炭水化物の取り過ぎや血糖値が気になる人は、単品のメニューよりも三角食べができるような定食を選ぶと良いでしょう」

一汁三菜は、理にかなった食べ方というわけです。

一汁三菜の効果的な食べ方

一汁三菜が三角食べに適した食事スタイルだということがわかりました。では、食べる順序として、血糖値の上昇を抑えるのに効果的な食べ方はあるのでしょうか?

「炭水化物が主成分となる、ご飯を一番先に食べると血糖値が上昇しやすいです。ですから、食物繊維が主成分の野菜が多い副菜や汁ものから食べ始め、その後に主菜とご飯を含めた三角食べをしてみましょう。

そうすることで、ご飯やおかずばかり食べてしまうといった『偏った食事』を避けることができます」

糖尿病で血糖コントロールが必要な人はもちろんのこと、健康のためにも、副菜や汁ものから食べるようにすると良いですね。

また、満腹感を得やすい食べ方についてはこう解説してくれています。

「ゆっくりとよく嚙んで食べれば満腹感を得やすくなります。また、三角食べは単品での味だけでなく、『ご飯とおかず』『ご飯と副菜』というように味の調和を楽しむこともできるようになる効果も期待できます」

日本人の味覚は世界的に見ても繊細だといわれています。その背景には日本食の一汁三菜という食文化と三角食べが関係していたのかもしれません。

炭水化物抜きダイエットの危険性

摂取カロリーを気にして炭水化物の摂取を控える人が多いようです。そのような食べ方は、どのような悪影響を身体に及ぼす恐れがあるのでしょうか。

「炭水化物(糖質)は脳の栄養源となり、身体に酸素を運ぶ赤血球のエネルギー源でもあります。これらが極端に制限されると肝臓で『糖新生』という、筋肉を材料にして糖に作り変えるシステムが働きます。

この場合、体重が減ると同時に筋肉量も減ることで代謝が低下して、その結果太りやすい身体になるのです。

反対に、炭水化物の過剰摂取は、糖尿病や肥満の原因にもなります。適度に炭水化物の摂れるバランスの良い食事と適度な運動を意識して健康的な身体を作りましょう」

炭水化物は摂らなすぎても摂りすぎても太りやすいということです。三角食べを実践し、バランスの良い食生活を心がけることが美容面においても大切なのです。

 

学校教育の時代の流れによって、三角食べは姿を消していきました。

しかし、その良さが再び見直され、医学的にもメリットがあることが認知されています。ダイエットの観点からも、美容を気にする女性は積極的に「三角食べ」をしてみてはいかがでしょうか?

 

取材協力:医療法人 小田原博信会 理事長 久野銀座クリニック院長・岡村信良先生

栄養監修:健康検定協会 管理栄養士 望月理恵子 先生

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