かゆい!しもやけの治療法は?皮膚科の薬と、自分でできるセルフケア

しもやけ 治療

この記事の監修者

長谷川佳子先生

監修者

小田原銀座クリニック

長谷川佳子 先生

2002年  福井県立藤島高等学校卒業
2002年  北里大学医学部医学科入学
2012年  北里大学医学部医学科卒業
2012年  横浜市立大学附属病院 初期臨床研修医
2013年  横浜市立大学 市民総合医療センター 初期臨床研修医
2014年  横浜市立大学附属病院 形成外科 入職
2015年  藤沢湘南台病院 入職
2016年 小田原銀座クリニック 美容皮膚科

形成外科、美容皮膚科、皮膚科、外科など様々な分野を担当。
小田原銀座クリニックでは、患者さんが気楽に相談でき、しっかりと満足いく診療メニューを提案する。学会、大学病院、研究施設などへの積極的なアプローチ発表など常に最善の手を尽くすべく研究を行うことが最大の特長。
女性目線で、きめ細やかなケアと笑顔で診療することを心がける。
執筆を通し、様々な経験に基づいた根拠ある情報の提供を行う。

『しもやけ』は、冬の寒い時期に血行不良や血流が悪くなることで皮膚に起こる症状です。

冬は毎年のことだからと、治らないまま放っておくと重症化してしまうこともあります。

今回は、冬の寒い時期に手足の指や耳にできる『しもやけ』について詳しく説明します。

『しもやけ』について解説!できる原因は?

1.しもやけはなぜできる?

しもやけはなぜ起こる?

しもやけとは、「気温の低さによって、手足の指や顔の一部が赤く腫れ、かゆみをともなう皮膚の病気」のことで、医学的には『凍瘡(とうそう)』とよばれています。

気温があまりに低くなると、血管が麻痺して広がったまま収縮できないため、血液がたまって赤く腫れてしまうのです。

2. しもやけの原因って?

温度差に原因があった!

しもやけの原因は温度差?

しもやけの原因は、温度差によって血流が悪くなり、血のめぐりが止まってしまうことです。

冬は寒いだけでなく、日中と日没後・室内外など、温度差も激しいために起こりやすくなります。

もともと冷え性の人

冷え性の人も血のめぐりが悪いことが多く、しもやけになりやすいとされています。

子どもや女性はしもやけになりやすい

子どもや女性はしもやけになりやすい?

子どもは体温調整をする身体の機能が未発達であること、女性は体質的に冷え性で、代謝や血行の悪い人が多いため、しもやけになりやすいとされています。

3.軽症のしもやけの症状

軽傷の場合は、手足などの一部が赤みを帯びる程度で、赤い発疹が出ることもあります。

しもやけになった部分は、温めたり、暖かい部屋にいたりすると、かゆくなる傾向にあります

逆に、寒く冷たい状況では痛みを感じることが多いでしょう。

4.重症化したしもやけの症状

重症化した場合の症状は?

赤みが黒っぽくなり、大きく腫れる

しもやけが重症化してくると、赤みが黒っぽく変色してきます。

また、指が大きく腫れてしまい、動かすことが困難になることもあります。

足にしもやけができた場合は、歩くときが痛いなど、歩きづらくなることもあるでしょう。

放っておくと、さらに重症化!

悪化したまま放っておくと、一生傷跡が残るほど皮膚がただれることがあります。

最悪の場合、切断に至る可能性もゼロではありませんが、日常生活におけるしもやけではほとんどないでしょう。

治療中に重症化することも

使用している薬が合わない場合や、塗り薬の使用を怠った場合、しもやけが悪化してしまうこともあります。

そのため、薬の使用法にはじゅうぶんな注意が必要です。

皮膚科でのしもやけ治療について

1.こんなときは病院を受診して!

こんなときは病院へ!

手足に赤み、かゆみがある場合には迷わず病院を受診しましょう

しもやけは、多くの人が自宅で対処しようとしてしまいます。

しかし、皮膚科で専用の薬を処方してもらったほうが、確実に早く治ると考えてください。

放置したままで治らない場合や、少しでも状態が悪くなった場合も、それ以上悪化させないためにすぐに受診してください。

2.しもやけは、何科へ行くべき?

しもやけが疑われるときや、皮膚に症状が出ている場合には「皮膚科」を受診しましょう。

内科でも軟膏を処方してもらえるでしょうが、適切な治療を受けるためには皮膚科を受診するのがおすすめです。

3.しもやけの治療法

ビタミン剤を含んだ塗り薬の使用

塗り薬が処方されます

しもやけは、血流が悪くなることで発症します。

そのため、まずは血流をうながすビタミン剤を含んだ塗り薬を使用します。しもやけの症状が出ている部分全体に塗るようにしましょう。

内服薬の処方について

症状がひどい場合や、広範囲にわたっている場合は、『ビタミン剤』(とくにビタミンE)の内服薬を処方されることもあります。服用の際は必ず医師の指示に従ってください。

炎症やかゆみが引かない場合

炎症をおさえ、かゆみを軽減させるために、『ステロイド剤』を使用することがあります。

ステロイドは、症状が強く出ている部分のみの使用になり、症状によって強さは変わります。

必要以上に強いものを使うと副作用が出ることもあるため、必ず医師の指示に従いましょう。

それでもかゆみが残っている場合は、かゆみ止めである『ヒスタミン剤』を内服することもあります。

自分でしもやけの治療をおこなう場合

1.市販薬は「しもやけ」だと判断できる場合のみ

市販薬で治療をする場合について

しもやけだと判断できる場合は、市販薬も効果があります。また、ふだんからしもやけの際に使っている市販薬があれば、それを利用します。

ただし、使用期限のすぎているものは効果がありませんので使用しないでください。

また、すでに書いている通り、別の病気である場合も考えられます。

不安な場合や市販薬で治らない場合は、すぐに皮膚科を受診するようにしましょう

2.温水と冷水に交互につかる「混合浴」もおすすめ

温水と冷水に交互につけるのもオススメ!

血行を促進し、血流をよくするために『混合浴』もおすすめです。

しもやけの部分を、温水と冷水に交互につけるのを数回くり返すだけでも血行がよくなります

ただし、激しいかゆみや痛みがある場合は、悪化の可能性もあります。無理はしないようにしてください。

まとめ

しもやけは、冬の寒い時期に血行不良や血流が悪くなることで起こります。

手足に赤みやかゆみが出て、場合によってはそれが広い範囲に及ぶこともあるでしょう。毎年のことかもしれませんが、放っておくと重症化してしまうこともあります。

そのため、気になる場合や症状が悪化したら場合は、すぐに皮膚科を受診してください。皮膚科で治療してもらうと治りも早く、ほかの皮膚疾患との診断ミスもありません。

まずは、体や手足を温めて血行をよくすることで、しもやけを防ぎましょう。

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